代表のカスプシュイック綾香です。
私は幼稚園に通う娘がいる主婦であり、一方で個人事業主(私の住むポーランドでは会社と見なされるが
最近、YouTube チャンネルを開設したので、さらに「相変わらず活発で元気な人だなー」という印象をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。
あと、素粒子の反応の確率とか計算しながら、超弦理論の研究もしてます。ほぼリモート。
でも、実は慢性的な血液疾患持ちで、去年とかは特に体調がよくありませんでした(この病気すら今ではポジティブに捉えようとしてる )。
体力と時間が有り余っているわけではなく、ただ、命を削ってでもやりたいことが山ほどあります。
去年秋に救いとなる出来事があり、その中で改めて気付いたんですが、この宇宙も世界も、誰も、自分の人生を固定することはできません。
やるべきことは目の前にたくさんあるけど、心に余裕があれば常に何かに取り組みたくなるのです。
助けてくださった先輩方に感謝!
そして、私は直感を信じて行動するタイプなので、自分でも予測不可能な行動や発言をしてしまうというか、ゆえに人に理解されません。
直感に逆らっても回り道をするだけで、本来やるべきことからは避けられないような気がします…。
ルワンダ支援を決めたのも直感以外のなんでもなく、完全に勢いですが、日に日に、これは自分がやるべくしてやることなんだと思っています。
そして、子どもがいながらもこういうことが出来る環境を常に整えて、応援してくれる夫にも感謝!
限りある人生、たとえ満たされても
留まることを選ぶよりまた次の一歩を刻む
いつでも挑戦者でいよう
この世界は広いからそこら中にチャンスはある
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さて、このサイト制作のためにここ一週間、睡眠時間を削っているのですが、時間もお金も体力も減るし、なぜ、そこまでしてやるのか?
自分でも不思議に思うものの、「自分以外に誰がやるの?」と考えると休んでもいられなかったり。
眠たいけど、ある程度やり切るまで寝れない… がんばれ。
私は周りが思うほど、情に厚いタイプではないんですが、利己的に考えても自己満と優越感以外に得られるものはないと考えています。
自分や家族、親しい人だけを優先して動くより、視野を広げて、そうじゃない人とも深く関わって生きるほうがず〜っと人生に厚みが増すんですよね。
家族や仕事も大切ですが、視野がこう、限られたところにだけあるのがもどかしいんです。
なんなら太陽系の外側のことも考えてるほど。笑
ウクライナの支援活動で、私だけの力ではないんですが、でも私がきっかけで人生がまるっきり変わったという人や家族がたくさんいます。
少しでもタイミングがズレていたら避難民や保証人となってくださった方々とも出会うことはなかったでしょうし、それが今、私が行動する理由です。
ある女の子(当時23歳)は、ハルキウのソーセージ工場で時給数百円で10時間以上も働いていました。しかしロシアのウクライナ侵攻直後、日々の爆撃に耐えられなくなり、生きるために何日もかけて自力でポーランドまで向かい、そこで私の支援活動を知りました。
そこから日本へ退避するための綿密なやり取りが始まり、今、その子は縁あって熊本の動物病院で働き、大好きな動物たちに囲まれながら動物看護師(国家資格)を目指しています。
ある家族は子どもたちを連れて、行く先もないまま、ヘルソンからポーランドへ向かいました。そして駅舎で一時滞在していたところ、日本のドキュメンタリー番組のロケ班(そこに私もいた)と出会い、数週間の取材を受けることに…。ロケ終了後、あまりに苦しそうだったので私から日本への一時退避を個人的に提案したところ、家族みんな同意。村上財団の代表理事の方とミーティングをして渡航費全額を援助していただけることになり、身元保証人の住む埼玉へ。今も5人家族で埼玉で暮らしており、日本語を話せるようになっています。
私が住むポーランドから見たらウクライナは隣国と言えども、それでも、ハルキウやヘルソンはここから1,300キロ以上も離れているんです。
さらに、ここから1,1600キロも離れている東京へ向かい、私が日本へ送った避難民のほとんどは、今も日本の至るところで避難生活を送っています。
距離はまったく関係ない
今の時代、飛行機に乗ればもちろん、インターネットを用いればすぐ物理的な距離は越えられるわけで、肝心なのは心理的な距離。
このサイトを通してルワンダについて情報を発信する中で、私はよりルワンダを近くに感じるようになって、心理的な距離もどんどん縮まっています。
どんなに近いところにいても、関心がなければその存在にすら気付かないですからね。
ルワンダそのものを知ることで多くの人がルワンダを応援したくなるよう、支援活動以外のこともここでお伝えしていきたいと思います!
たまに書くメンバーブログ(月数回くらいは更新できたらいいな)もぜひ読んでいってください
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〜 Six Degrees of Separation 〜
「六次の隔たり」とは、世界中のどんな相手とでも、6人以内の知り合いを介してつながっているという理論のこと。
【友達の友達…を6回以内にたどれば、どんなに遠く離れた人でも直接つながることができる】ー これは、色んなメディアや会社によって実証されています。つまり、世界が実際には非常に小さい(スモールワールド現象)ことを示しており、誰もが比較的少数の人々を通じて、地球上のすべての人と間接的に関わっているのです。
家族や友人、近しい人たちだけで生きているわけじゃない。
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